師走になり今年読んだ本を思い出してみた。
自分でも驚いたけど今年全然、本を読んでいない。
春先に川端康成や三島由紀夫や大江健三郎の全集を読み(とは言っても既読していた作品を読み返した事にはなるのだが)、海外文学はリチャード・パワーズやトマス・ピンチョンなどを読み、あとはドゥールズなどの哲学書やデザイン関係の本を読んだだけだった。
これには訳があって初夏にApple MUSICのメンバーシップに登録したことが要因である。初夏からインプットの対象が書物から音楽にシフトしたのだ。悲しいかな僕はながら読みが出来ない。カフェ、電車の中などで読んでも頭に入ってこない。これは家の中でも同様で音楽を聴きながら本を読むことが出来ない。何度かチャレンジしたがダメだった。
話は変わるが僕は電子書籍もダメだ。
古くさいのかもしれないがやっぱり紙の本として所有したいし読みたい。装丁や自分の持っている本が何版なのかを楽しみたい。
今年は新刊は一冊も読めていない。これは僕の読書人生ではじめてのことだ。
とにかく今年は本を読めなかった。例年なら部屋中積読の山だった。
年末年始はゆっくりと本を読みたい。
THE WORLD IS MINE
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