カメラを止めるな 私的感想

全く興味のない作品だったので公開当時劇場にわざわざ観に行かなかったんですが、世間的にも騒がれていたし周りの評判が高かったのでレンタルして鑑賞しました。感想を述べる前にあらかじめ言っておきますが否定的評価ですので、この作品のファンである方は以下で述べる感想について読むか読まないかは自己判断でお願いします。


まず鑑賞後にすぐ思ったのはこの映画を劇場に行って金出してまで観に行かなくって本当によかったなという事でした。

この映画は作品の内容や評価というより話題先行(戦略的ではあった)で、強制型応援上映の図式があったと思います。要はただの現象・ブームだったんです。もっと言うと絶賛している人の感動と笑いの沸点が低いんですよ。予算が低いとか関係なくて全体的に詰めが甘いんです。伏線とその回収も安易に想像できてつまんないし、脚本もありきたり。低予算でこの映画を作った事は評価するとしてもとても傑作とは思えない。この映画を絶賛してるのは所謂自称映画通か全く映画を知らない人だと思う。低予算が話題にはなりましたが別に予算欲しかったらいくらでも方法はあるし(監督は多分戦略的に低予算で作ったと思う)、別に予算で映画の良し悪しは決まる訳ではないですし。とにかく予算とか関係なく作品自体というか作品性がチープなんです。とりあえず僕はこの作品で全く笑えなかったし感動できなかったしノレなかった。日本の映画史を塗り替えたなんて恥ずかしくて言えないですよ。


欽ちゃんの仮装大賞観てた方が笑えるし感動できるな。

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