アカデミー賞発表でしたね。
韓国映画推しの僕にとってはパラサイトは妥当だったし、でも嬉しかった。ホアキン・フェニックスのスピーチは感動しました。
さて、問題なのは日本映画です。
僕は昔から日本アカデミー賞というものが嫌いです。日本映画を衰退させる賞。こんなものがあるから世界で戦えない。つまらない作品ばかりが賞を獲りつまらない客層がそれを観る。
カメラを止めるななんてその代表格。
カメラを止めるなで世界で戦えますか?話題にはならなくてもいい映画はたくさんあるんですよ。配給が回らないだけで。やっぱ僕は日本映画の強みは万引き家族のようなヒューマンドラマというか人を描いた作品に強みがあると思うのでそれを推したい。
繊細な人間描写は日本人の得意とするところ。
話は変わりますが、昔の人の方がたくさん映画を観ていた。もちろん娯楽が少なかったのもあるけど目が肥えていたと思います。今は観る側も腐ってるから撮る側も腐ってる。正直、100本あったら30本くらいしか、いい映画がないと思う。別に黒澤明や小津安二郎や岡本喜八を観ろという訳ではないが昔はいい映画がいっぱいあった。観客がしっかりしないと撮る側もしっかりしないんです。普段インディーズ映画ばかり観てる僕が今回のアカデミー賞を振り返って思ってる事なんです。
韓国映画も国策として助成金出してるみたいなんですが色々と調べるとそれだけじゃないというか蹴ってる作品も多いみたい。というか上手く使ってる。日本もクールジャパンとか言ってくだらない金をアイドルやEXILEとかに出してるんじゃなく文化振興に金出すことがいいんじゃないかな。
でも映画、金かけたからって名作が生まれるわけじゃないよな。難しいですね。
最近の日本映画はヨーロッパでは評価高いんだけどアメリカだといまいちなんだよな。
来年のアカデミー賞では日本映画であっと言わせてやろうぜ!
以上、暴論失礼しました。
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