新年明けましておめでとうございます。稚拙ながら今年もこのブログをよろしくお願いします。
さて、新年1発目はくるりのアルバムについて語りたいと思います。
昨年1番聴いたアルバムはくるりの『ソングライン』でした。何故だろ。答えは簡単。聴いていて心地よいし音がいい。アンテナやNIKKI等もそうだったけど録音・ミックス・マスタリングがこのアルバムは秀でてる。特にドラムとギターの音は素晴らしく感動した。録音エンジニアが2人いたため差はあるもののヴォーカルもいつも以上に伸び伸びと録れている。その線は水平線は往年のくるりらしさを感じさせてくれるし、Tokyo Opでは相変わらずの変態性を聴かせてくれる。
その他の楽曲も自然と耳に入ってきて残るしサウンドプロダクションも素晴らしい。
そう自然さなのだ、このアルバムは。
サウンドプロダクション的には難しい事をやっていても不思議と耳に入ってくる。グルーブも気持ちいい。普通のバンドであれば小節事の演奏が常だが今のくるりは小節よりも全体の流れを意識している。何人ものドラマーを起用しながらグルーブが一定で気持ちいいのもそれが要因だろう。
決して派手ではないアルバムだがこれからも長く付き合えるアルバムではないだろうか?
爆発的なヒット曲はいらない。
ずっと聴ける音楽が欲しい。
ソングライン。
これはまさしくずっと聴ける音楽たちだ。
音楽の一粒一粒が優しく輝いている。
昨日も今日も僕は気がつけばこのアルバムを聴いている。
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